メイキング

～前回までのあらすじ～
メイキングを見たいというお声を頂き、よし、メイキングページを作ろう！と思ったふるた。
早速メイキング用に制作過程を保存しまくって絵を描いた……しかし、そこでふるたは気付いてしまったのだ。
このメイキングの絵は、Ｉｂのメアリーに関するネタバレを含んでいるという事に……。

堂々と公開できないメイキングってどうなのか？？
そんな疑問を抱えつつ、ふるたはメイキングページを続きにしこむ……。

というわけで、Ｉｂのネタバレがあるけど良いよ！って方は続きからどうぞ！！！

使っているお絵かきソフト
　フォトショップエレメンツ６

参考にしているもの
　１・原作絵
　　　（今回はメアリーを描こうと思って作者さまのサイトを見たらメアリーは「絵にかいたような美少女」って書いてあって、「果たして私はそのような美少女を描くことができるのだろうか？」と怖じ気づきました。でもその気持ちは忘れることにしました）
　２・鏡とか携帯の写メ
　　（手や、身体全体のポーズの参考用に使っています。鏡はともかく、決めポーズを撮った自分撮り写メは時が経った後で見るともの凄いダメージをくらいます。なので参考にした絵が描き終わったらさっさと削除した方がいいと思います）

というわけでメイキングです。
メイキングということで、薔薇の花をメイキングしてるメアリーの絵を描きますｗ
まず↑は線画です。

 

線画レイヤーの下に新しい下地レイヤーを作り、不透明度100％の単色で塗りつぶす。
はみ出した色を消しゴムで消して、レイヤーにロックをかける。
この下地レイヤーに色を塗っていきます。



暖色系で陰影をつけてみました。



影になるところに、うすーく青色をかけました。




肌色や、髪、薔薇の黄色を薄めにちょっと乗せてみました。
青色を濃いめに置きました。




肌、髪、薔薇、服などの固有色を大雑把にのせました。
両サイドの青い人形に光を入れました。

肌を少し描きこんでみました。
頑張って薔薇を作っている…というシチュエーションなので、頑張りを表現しようとして頬を赤くしています。

髪の毛を描き込みました。
「つむじを描くとなんか上手く見える」という噂を聞いてから、なるべくつむじを描こうとしています。
それにしても金髪は色塗りが難しいです…。





次に、服や青い人形、薔薇を描き込みました。
襟や袖の白い色を塗ると、なんか締まりますね！！
この時点では、個々の色のはみ出し上等です。
髪の毛の色が肌にはみ出そうが、服の色がはみ出そうが気にしません。
むしろはみ出した方が味が出ると思うので、積極的にはみ出します。





全体の影に青を薄くかけました。
描きこむ→影や、光の色を薄くかける→描き込む→影や光の色を薄くかける
これの繰り返しです。





ブラシを徐々に小さく、不透明度を徐々に上げていき、細かい所を描き込んでいきます。
やっぱり目を描くと、出来上がってきた感じがしますね！！
この段階になると、はみ出した色を修正して、キワもしっかり締めていきます。





針や糸、メアリーの汗など、更に細かい部分に色をつけていきます。
薔薇を目立たせたいな、と思ったので、彩度の高い色で塗ってみました。
どうでもいいんですが私はうみねこにハマってから薔薇をよく描くようになったのですが、未だに上手く描けたためしがありません。





仕上げです。
かなり小さめの不透明度９０ぐらいのブラシでハイライトを入れます。
メアリーはこの持ち方で果たして薔薇を支えられるのだろうか？と、いまさら疑問に思ってきました。





線画レイヤーをロックして、線の色を変えます。
髪の毛のあたりと、肌のあたりの線の色を薄めにすると、かなり印象が変わります。
あと、まつ毛や眉の色を黄色で塗ると恐ろしく外人風味になりますが、私はあんまりやってません。
こげ茶っぽい色で塗って、なじませる程度です。





可愛い雰囲気にしたかったので、ドット柄の背景にしてみました。





いきなりなんじゃこれと思うかもしれません。
一番上に新しくレイヤーを作って、↑のようなグラデーションを描きます。
光の来る方から明→暗にしてみました。
そして、このレイヤーの設定を変えます。通常から、オーバーレイにします。






オーバーレイにしたレイヤーの色を変え、不透明度を下げました。
今回は７％まで下げました。
あとは、一番上にもう一枚新しいレイヤーを作って、レイヤーの設定「ソフトライト」で影の部分にうすーく青い色をおいてみたり…。
この辺の作業は、自分が尊敬しているイラストサイトさんのメイキングを見て、真似していますヽ(^o^)丿




↓完成版がこちら↓

ちなみに線画に40分、色塗り＆仕上げに２時間かかりました。

ここまで見て下さって、ありがとうございました！